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介護施設の研修について(前編) 介護施設の多すぎる研修の現状と研修の切り口 20260123

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解説:介護施設の研修について(前編)

介護施設の研修はどうあるべきか?

1.研修は、受動的(受け身)に行うのか、能動的(積極的)に行うのか
2.研修は、勤務時間内に行うのか、勤務時間外に行うのか

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解説内容の全文掲載

前編・中編・後編の3部構成でお話をさせていただきます。

介護業界の法定研修、必須研修、本当に多くなりました。

法定研修を並べてみます。

・認知症、認知症ケアに関する研修
・プライバシー保護に関する研修
・接遇に関する研修
・倫理・法令遵守に関する研修
・事故の発生、予防、再発防止に関する研修
・緊急時の対応に関する研修
・感染症及び食中毒の発生の予防及び蔓延の防止に関する研修
・身体拘束の排除の取り組みに関する研修
・ハラスメント対応に関する研修
・高齢者虐待防止及び身体拘束廃止、関連法含む虐待防止に関する研修
・介護施設・事業所における業務継続計画(BCP)作成支援に関する研修

さらに、介護老人福祉施設では、
・介護予防及び要介護の進行予防に関する研修
・非常災害時の対応に関する研修
・医療に関する研修
・ターミナルケア(終末期医療)に関する研修
・精神的ケアに関する研修

今回は8つの切り口に分けて、研修はどうあるべきなのか?ということについて考えていきたいと思います。

前編は概要と

1.研修は、受動的(受け身)に行うのか、能動的(積極的)に行うのか
2.研修は、勤務時間内に行うのか、勤務時間外に行うのか

についてお話をさせていただきます。

それでは一緒に考えていきましょう!

1.研修は、受動的(受け身)に行うのか、能動的(積極的)に行うのか

まず、研修の目的についてです。

本来、研修とは、介護職員の知識や技術を高めて、利用者さんに、より良い介護サービスを行っていただくことにあります。

私は介護施設への様々な研修講師を担当させていただいているのですが、

「やらなければいけない研修だからやってね」
「やらないと減算になるからやってね」

という感覚で依頼されることが少なくありません。

経営者や管理者がの研修の目的が「研修をこなすこと」になっている場合に、このようなことが起こります。

いわゆる、目的が受動的なのですよね。
研修が始まる際の挨拶に、この想いがにじみ出てしまっています。

結果として、受講する職員さんたちも「しんどいなぁ」「早く帰りたいなぁ」「今日は何の話なんだろう」という思いで、参加をすることとなります。

研修講師は、受講者に役立つものを、という思いで、長い時間をかけて準備をしてきます。

研修開始時の、この思いの温度差に、いつもやるせなくなるのですが、
逆に言えば、このような思いで参加されている職員さんの目をいかに輝かせるのか?というのが、講師の醍醐味でもあります。

どうしたら、研修の目的が能動的になるのか?ということについては簡単です。

今現在、自分たちが抱えている「悩み」や「課題」を全て書き出してみると良いですね。

この点が「悩み」や「課題」なので、ここを学びたい!という思いで研修を受けると、その研修は有意義となります。

講師に対しても、この「悩み」や「課題」を、事前に伝えておくことをお勧めします。

次にいきます。

2.研修は、勤務時間内に行うのか、勤務時間外に行うのか

最近、日本の社会的な方向性である「働き方改革」として、研修なども、時間内に行うのが望ましい、といわれるようになってきました。

しかしながら、勤務時間内に研修を行おうとすると、その分、現場で介護する人が減ってしまうことになります。

では勤務時間外となると、帰宅して家事をしなければならい職員さんにとって苦痛であったり、
夜勤を中心に勤務している人は、受講が難しくなる、という問題も発生してきます。

2ヶ月に1回程度であれば、業務指示でどうにでもなるのですが、現在の必須研修の数を考えると、とても大変です。

どちらも、メリットやデメリットがあるので、この問題は、施設の考え方次第となります

組織的に楽なのは、勤務時間外だと思います。
定期カンファレンスの時間に、研修を組み込むなど、残業の人件費は発生しますが、職員さんには学びと給与が入ります。
嫌がられるのは、その日が休みの職員さんでしょうか。
このために出社しないといけないというのは辛いですが、これは勤務時間内の研修でも同じことが言えるので、今回は省きます。

勤務時間内に研修を行うためには、この時間に「手が空く」ように、勤務を調整する必要があります。
最も行いやすい方法は、職員さんを分けて、同じ内容で複数回の研修を行うという方法です。
講師は大変なのですが、1回目の話をビデオ撮影しておいて、それを流すという方法もあります。

とうことで、前編はここまで。

中編・後編はこちらからご覧ください

↓続きはこちらからご覧ください。


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