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【管理者の教科書】介護事業所の管理者が行うべき業務や考え方 15項目(後編 11~15) 

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【はじめに】

介護事業を行うには、人員配置基準として、必ず、管理者が必要です。
しかしながら、管理者は何を行うのか?という定義はありません。

また、介護に関する研修はたくさんあるのですが、管理者になるための研修というのはありません。
強いて言えば、「認知症対応型サービス事業管理者研修」でしょうか。

今回は、管理者とは何をしたら良いのか?どうあるべきなのか?という点について
【管理者の教科書】と題して、15項目について、前編、中編、後編にわけて解説を行っていきます。

※決して経営者の教科書ではありません。管理者の教科書ですので、ご了承ください。

【目次】

1.管理とは何なのか?
2.職員は友だちではない
3.第一線から離れる
4.現場をきちんと回す
5.介護保険のルールを熟知する
6.管理者が把握する数字
7.情報収集
8.外部ネットワーク
9.信頼づくり
10.職員を育てる
11.社内研修
12.伝えると伝わるは違う
13.クレーム対応
14.不正請求の禁止
15.求人活動

【管理者の教科書】後編 11~15

11.社内研修

社内研修といいますが、まずは
教育と研修の違いを明確にしましょう。

教育は、教えて育むこと。
すなわち、会社側、管理者側が行うべきことです。
対して、
研修とは、研いて修めること。
つなり、職員側が行うべきことです。
会社としてきちんと教育を行って、職員はしっかりと研修してもらう。
これを大前提に考えなければなりません。

介護施設の質を高めるために、研修は重要です。
最近は法定研修が増えてきており、研修時間の確保も課題です。
WEB受講の仕組みも整ってきており、全員が集まる必要性も少なくなっています。

ただし、研修の目的を間違えてはいけない。

・研修をしなければならないから研修をする

となると、これは本当に時間の無駄です。

・職員さんにこうなってほしいから研修を受けてもらう
・施設をこうしていきたいから研修を受けてもらう

この考え方に基づいて行わなければなりません。

研修が終わったら、自分たちの課題を見つめ直し、
具体的に取り組むことを決める必要があります。
そうでなければ、研修を行っても意味はありません。
研修で学んだ内容が、現場に活かされる仕組みを作っていきましょう。

また、定期的に集まる全体研修は重要です。
この集まることに意味があります。
集まる目的は、職員同士に「話や意見交換」をしてもらうこと。
つまり、研修内容の中に、必ず集団ワークのプログラムを組み込むことが重要です。
この集団ワークのメリットは

・他の職員の考え方の違いを知る
・考え方を擦り合わせる
・そして会話を交わすことにより、ワーク前より「知っている人」「会話をした人」が増える

です。

介護離職の大きな原因は人間関係によるものです。
良い人間関係とは、会話を交わすことで生まれます。

施設内、法人内の「知っている人を増やす」ことが離職防止にも繋がります。
そのため集団ワークでは、

・自己紹介をすること
・握手をさせること
・質問するときには相手の名前を呼ぶこと
・名札をつける

などで、人と人のコミュニケーションがとりやすい仕組みを入れていきましょう。

↓音声解説はこちら

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